アメリカ・コネチカット州のハートフォードで緊急コールセンターのオペレーターを務めているキャサリン・グレイディさん。

 
86歳の女性、フランシス・ロイヤーさんから電話がかかってきたのは、その日のシフトが終わり、帰る準備を始めようとしていたときのことでした。

キャサリンさんは電話に応答。するとフランシスさんは悲しげな声で、「ゴミを…」と言います。

「誰かうちのゴミ出しをしてくれないかなと思って電話したのです。

2週間も放置していて、ゴミが山積みで…私は86歳で障害も抱え、心臓に問題があります。

でも側には助けてくれる人が誰もいないのです」

 
普段は近所の方にゴミ出しをお願いしているそうですが、そのときは助けを求められる人がおらず、やむを得ず緊急コールセンターに電話したというフランシスさん。

 
フランシスさんの事情を知ったキャサリンさんは、こう返しました。

「明日は仕事が休みなので、よろしければ私がゴミを出しますよ」

 
そして翌日、約束した通りにフランシスさんの家に行き、ゴミ出しをしたキャサリンさん。

フランシスさんは、キャサリンさんのその親切な行動に「本当にありがとうございます」と何度もお礼を伝えたそうです。

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電話をかけてきた人たちにとって、それが急を要するものであれば、問題の大きさは関係ない、とキャサリンさん。

「必要としているなら、私たちは消防隊、警察、救急隊を派遣できるし、大抵の場合、問題を解決するのは私たちじゃない。

けれどもこんなにシンプルなことだったら、私がやったっていいんですもの」

 
本来の業務を超えてまで誰かを助けようとしたキャサリンさんの行動には、本当に頭が下がります。

こんな方が緊急電話の先で待っていてくれるのなら、とても安心ですね。

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