テレサ・ポトラッツさんが飼っている子犬のマーフィーには、困った癖がありました。

家にやってきたその日から、食べ物でも玩具でもお構いなしに、何でも口に入れてしまうのです。

 
一生懸命しつけようとしましたが、まったく上手くいきません。

 
そんなある日、大事件が起こります。

ふと目を離した隙に食べた異物が、あろうことか、消化管に引っかかってしまいました。

 
すぐに獣医に診せ、懸命な処置と手術のお陰で、何とか一命は取り留めたものの…

退院後も、彼の体は人の助けがないと物を食べられない状態に。

 
その後もマーフィーは懲りることなく、今まで通り、何でも口に含んでしまいます。

専門のトレーニングを受けさせましたが、癖は一向に改善せず、たびたび病院へと駆け込む日々が続きました。

 
あの手この手で問題行動を何とかしようと頑張ってきたテレサさんでしたが…

 

もうダメかもしれない…。

 
彼女が心身ともに限界に達していることは、誰の目から見ても明らかでした。

 
しかしふと、転機が訪れます。

あるとき、職場にいたテレサさんのもとに突然、身に覚えのない「花束」が届きました。

 

一体誰から?

 
そして、そこに添えられていた1枚のカードを読み始めた瞬間…

彼女の目から、一筋の涙がこぼれ落ちたのです。



ボク、悪い犬でごめんなさい。

これからはもっとお利口になるよ。

きっと約束するから。

大好きだよ、マーフィーより。

 
いわずもがな、差出人は、ずっと頑張ってきたテレサさんの姿を知る旦那さん。

ただ…

まるでマーフィーが、本当にそう言っているように心に染みわたってきたの。

 
それ以来、テレサさんの我が子を信じる心に、迷いはなくなりました。

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あれから数年が経ち、マーフィーも大人の犬へと成長。

 
根気強くトレーニングを続けた結果、子犬の頃に比べると、随分お行儀も良くなりました。

いまだに食事介助は必要ですが、テレサさんにとって、そんなのは取るに足りないこと。

だって、この子の全てが大好きだから!

 
彼女とマーフィーの固い絆、そして旦那さんの素晴らしい計らいに、心から拍手を送ります。

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